計算コラム

(90) 日本国債2018/ 4/24

 財務省は、国の借金である国債の発行残高が2017年末の時点で約1046兆になったと発表した。 金額があまりにも大きいので、国民1人あたりの額やGDP比を計算して、日本が直にも破綻すると主張する意見が少なくなかった。

しかし言われてから何年もたつのに、なぜ破綻しないのだろうか?

借金を見る場合、負債とは反対の資産がどれくらいあるのか、また借金の中身を見る必要がある。

・資産については、日本は中国とともに世界最大の外貨準備高をもつ国である。
・借金の返済については、日本国債は円建発行なので円で払えばよい。破綻した諸外国のケースとは異なる。

このまま国債の増加が何年も続く場合は、当然リスクは高まる。では将来的にはどうすればいいのだろうか?

日本国債にはクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)なるものが存在する。
これは、日本国債が債務不履行になった時に損失を保証してくれる金融派生商品である。 破綻の可能性が一番低いアメリカ国債の保証料率が一番低く、日本国債は大体2番手をキープしている。 この保証料率を見れば、プロの目から見た日本国債の危険水準がわかるはずだ。

関連リンク
[1] 経済の計算  
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