計算コラム

(6) メートルと海里の起源

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2009/09/16
メートルの起源は、「北極から赤道の距離の1000万分の1」とフランスが世界共通の単位として1791年に定義したことに始まる。その後1983年により普遍的な定義として、「光が1秒間に真空中を伝わる距離の299,792,458分の1」に変更された。いっぽう海里の起源は、「地球上の1分角の長さ」として古くから航海などで使われてきた。その長さを求めると10000km/(90*60)=1.85185kmで、現在の定義1852mとほぼ同じだ。また海里速度であるノットは「1時間に何分角進むか」を表し、地図上では大変判り易くなっている。メートル、海里、ノットの起源は、みな母なる地球であった。
関連リンク
[1]長さの換算
[2]速度の換算