計算コラム

(50) 金環日食

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2012/05/14
金環日食が5月21日の7時半ごろに太平洋側の広範な地域で見られる。次に東京で見られるのは300年後となる。ぜひ早起きして日食メガネを使用して観測しよう。地球と月の軌道は楕円軌道のため、地球から見た太陽の視直径は31’28”~32’33”、月の視直径は29’23”~33’30”と変化する。今回は太陽31’36”、月29’27”で、太陽の視直径の方が大きいため金環日食となる。また月の軌道は太陽に対し5°ほど傾いているため金環日食や皆既日食が見られるのは極めて稀だ。金環日食では物足りない方は、今年の11月14日にケアンズへ皆既日食を見に行こう。
関連リンク
[1]太陽高度(一日の変化)