計算コラム

(64) ブルームーン

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2013/8/23
8月21日はブルームーン。「ブルームーンが見られると幸せになれる」との伝承もあるらしく、ロマンチックに満月の夜空を眺められた人も多かったのでは。だが、ブルームーンは月が青くなる日ではなく、ある期間内に満月の回数が通常より多くなる稀な満月をブルームーンと呼ぶようだ。月の平均周期は29.530585日であり、暦月は28~31日。この微妙な差からブルームーンは定義される。
定義1) 春分、夏至、秋分、冬至で区切られた季節内に4回満月がある場合の3回目の満月 [2010/11/21, 2013/8/21, 2016/5/21, ・・・]
定義2) ひと月内に2回満月がある場合の2回目の満月 [2012/8/31, 2015/7/31, 2018/1/31, 2018/3/31, ・・・]
次のブルームーンが見られるのは2年後。確かに稀な満月だ。この定義を1年に拡張してみると13回満月が現れる年が約3年毎に起きる。この拡張ブルームーンは旧暦閏月の満月ではないか。
関連リンク
[1]月の出月の入り(日本地名選択)