計算コラム

(40) 数学リテラシーの国際評価

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2011/07/14
OECDは加盟国の15歳を対象に学習到達度の国際調査を3年毎に実施。2000年の数学リテラシーは日本が1位。2009年の調査は中国、シンガポール、韓国勢が軒並み上位を占め、日本9位に下がった。要因は2002年から始まった「ゆとり教育」の影響が大きい。詰め込み教育を反省し、偏差値評価から到達度重視の絶対評価に切り替わった。この10年で分数計算ができない大学生が増え、大学で再教育が必要なほど学力が低下した。数学はあらゆる技術や産業のベース。”keisanサービス”が日本の数学レベルの向上に少しでも役立てればと願っている。
関連リンク
[1]偏差値計算