計算コラム

(38) 天然原子炉2011/04/18

ウランの半減期はU235が7億年、U238が45億年と長く、地球誕生から46億年経過した現在でも残っている。U235の存在比率は0.72%で、太陽系のどの惑星でも同じだそうだ。原子力発電はこの希薄なU235を核分裂可能な3~5%まで濃縮して利用する。かつての地球ではU235の存在比率が高く、天然の原子炉の存在を予言した日本人・黒田和夫がいた。1972年、中部アフリカのオクロ鉱山で少比率のU235が発見され、20億年前の天然原子炉の痕跡が明らかになった。地球の天然原子炉、太陽の核融合エネルギーなど自然界は人知を越え偉大だ。
関連リンク
[1]ウラン235による年代測定
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