計算コラム

(37) 原子力エネルギー2011/03/24

福島第一原発は地震と津波により電源系が喪失し、放射性物質を漏洩する事故となった。原子力発電は中性子を吸収したウランU235などの核分裂エネルギーを利用している。ウラン1gの核エネルギーは石油などの化石エネルギーと比較して約300万倍にも相当する。各国が原子力エネルギーに頼るのは発電効率の良さに加え、化石エネルギーの調達不安と将来の枯渇からだろう。しかし核分裂後にはヨウ素131やセシウム137など不安定な放射性物質が残る。事故が臨界点越えの核分裂連鎖反応を防げたとしても漏れた半減期の長い放射性物質とは何十年も付合わなければならない。
関連リンク
[1]放射性元素の半減期
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