『百発百中の砲一門は百発一中の砲百門に勝る』を検証します。    実行数: 826

百発百中の砲一門と百発一中の砲百門の砲撃戦を計算します。
百発百中の砲一門をAチーム,百発一中の砲百門をBチームとします。
初期状態としてAチームは砲台一門、Bチームは砲台百門であり、
各ターンで同時に発砲するとします。
A,Bチームどちらも、命中弾が一発でもあれば砲台の数は一門減ります。
(半壊、修理などは考えません。増援などもないとします)
よってBチームはターンごとに(発砲後)確実に一門減ります。
次のターンではBチームは命中率1パーセントの砲撃を残存する砲台数だけ行うことになります。
Aチームは発砲後被弾の判定があればゼロとなります。

Aチームの砲台数がゼロ門になった場合、そのターンで砲撃戦は終了です。
100ターン目でBチームは必ず全滅し、砲撃戦は終了します。
BチームによるAチームに対する砲撃の命中判定の計算に乱数を用います。
Bチーム残存砲台はその残存数に応じて、ターン内で乱数の生成を繰り返します。
1以上100以下の整数を一つ生成し、それが命中判定ナンバーに等しければ命中です。
これを残存砲台数の回数行います。
この「命中判定ナンバー」は入力変更できます。
出力欄でも再表示します。
命中判定ナンバー
    1.   1以上100以下の整数を入力します。

命中判定ナンバー
    1.  
最終ターンt
    1.  
終了時Aチーム残存砲台数
    1.  
終了時Bチーム残存砲台数
    1.  
出力は、砲撃戦が終了したターンt、Aチーム残存砲台数、Bチーム残存砲台数です。
(残存砲台数は発砲前ではなく、相互に同時発砲して命中判定後の状態)
t=100,Aチーム残存数=1,Bチーム残存数=0なら百発百中の砲一門の勝ち、
t=100,Aチーム残存数=0,Bチーム残存数=0なら相討ち、
t=1~99,Aチーム残存数=0,Bチーム残存数=1~99なら百発一中の砲百門の勝ちです。

R6(2024).06/12(we)_Ver.001
桁固定。

『聯合艦隊解散之辞』に「百發百中ノ一砲能ク百發一中ノ敵砲百門ニ對抗シ得ル」とありますが、
「戦力というものは、ただ艦船兵器等有形のものや数だけで定まるものではなく、
これを活用する能力すなわち無形の実力にも左右される。」(現代語訳より抜粋)という文脈で
書かれています。行間を読むならば部下たちの苦労を称え、感謝を述べています。
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