※ CKD重症度分類は、原疾患・GFR区分・尿蛋白区分にて判定します。(2012年改定)
GFR推算値を活用して,プライマリケアに,慢性腎臓病の早期発見・早期治療に役立つことを願っています.

●慢性腎臓病(CKD)の予防・治療

1.まず、第一に生活習慣の改善を行います。

 ・食塩摂取量は、6g/日未満におさえます。
  病態に応じた蛋白摂取制限も必要です。
 ・肥満を解消しましょう。 適度な運動をしましょう。
 ・禁煙は必須です。

2.糖尿病は慢性腎臓病で最も大事な問題です。

 ・HbA1c 7.0(NGSP)%未満が目標に、厳格な血糖コントロールが必要です。

3.血圧は130/80mmHg未満(高齢者:140/90mmHg未満)を目標にします。

4.脂質異常症の治療により、タンパク尿の減少と腎機能低下の抑制が期待されます。

5.その他

 ・鎮痛剤の常用、造影剤、脱水などは腎機能低下のリスク。

 ・過労を避け、規則正しい生活を送る。(残業や過度の仕事による疲れから腎臓機能低下に繋がることがあります。ストレスを溜めない。)

 ・感染症予防に努める(インフルエンザ・嘔吐・下痢などにより腎臓機能低下に繋がることがあります。)うがい、手洗いの励行と、予防接種を受けましょう。

 ・腎機能が低下するとお薬の調整が必要な場合があります。薬剤師さんに相談しましょう。