解像度は画像のクオリティや情報量を表す基準のことです。解像度では画像の情報量をピクセルという単位で表しています。
 ピクセルとは画像を構成する点(ドット)のことで、画像データはこの点の集まりで再現されています。 ピクセルの数は800×600や1024×768など、その画像の持つ縦横のドットの数で表されています。 このドットの数が多いほど、画像を構成する情報が多いことになり、また、ドットの密度を表すのにはdpiという画像解像度が使われます。dpi(ドット・パー・インチ)は主に、プリンタやスキャナの性能を表す解像度として使われています。
 人間の目の限界解像度(視覚限界)では、300〜400dpi以上の解像度は区別できないとされています。この300dpiを実際の写真用紙L版(127×89mm)で計算すると、1500×1051ドットとなり、十分きれいな写真を得ることが出来ます。
(参考)
インクジェットプリンタのdpiとは インクジェットは微細なインク滴を用紙に射出して印刷を行います。 現在販売されているプリンタのインク滴の最小量は、1pl(ピコリットル=1兆分の1リットル)です。 紙に印刷しても肉眼ではほとんど分からない大きさの点になります。 この極小点を星の数ほど打つことできれいなデジカメ写真が印刷できるわけですが、1つひとつの点が小さいほど肉眼では 点として認識できないので見た目が美しくなります。そのためインクジェットは、1つのインクで1つの色を表すのではありません。 色の表現方法が画像データのdpiとインクジェットのdpiでは全く違います。